お昼休みには、ラジオで「こんちは!コンちゃん お昼ですよ」を聞いているのだが、金曜日のオー プニングで、桂小枝が「住みにくい家」のことに ついて話していた。名前をあげてはいなかったが、 話の内容からおそらく安藤忠雄のことだろうなと わかる話だった。「トイレにいくのに傘をさして いかないと行けない」と言えば「住吉の長屋」が 有名である。私も思うのだが、住みにくい家だろ うなって思う。学生時代やその後の勤務時代では コンクリート打ち放しの家が綺麗に見えた。その コンクリートの表面の感じだとか、建物の縦線、 横線がシンプルにまとめられ簡素な住宅にみえて シンプルライフにはぴったりのように思えるから だ。打ち放しの家には住んだことはないが、コン クリートの公営住宅には、小学生のころまでは住 んでいた。夏はコンクリートが暖められ、夜はそ の輻射熱で暑く、冬は逆にコンクリートが冷たい ので、夜になっても熱を吸収して室内は寒い。冬 は手元で暖をとれるので、どちらかと言えば夏の 方が厄介だと思う。また安藤建築は開口部も大き いし、部屋も吹き抜けなどがあって広いので、夏 は暑いと思う。クーラーをガンガンにかけても暑 いだろうな。昔『新建築』で読んだことがあるが 「安藤さんの住宅は神様が住む家だ」と書いてい た人がいたが、そのとおりだと思う。鉄、ガラス、 コンクリートが近代建築を作ったというけど、住 宅は木造、それも昔ながらの日本建築が日本人の ハートにいいような気がする。
住みにくい家
Furuchan5's Simple Life
簡素/清潔/自由/ハッピー
0コメント