今朝も汽車で出勤をする。朝7時ぐらいまでは、 薄暗く雪が舞っていたが、8時には太陽がでてよ い天気となった。しかし国道に出るまでの道が、 雪が積もっててアイスバーン状態になっていたの で、車の運転は止めた。雪が積もって翌日太陽が 照ると雪に反射して景色が明るいというか、目に 眩しいくらいで、世の中が明るくなったように感 じる。住宅の設計でもいえるのだけど、室内の内 装工事に入っているとき、下地の石膏ボードのま まだと部屋が暗く感じて、狭いように感じるが、 白やアイボリー系統のクロスを貼ると、部屋が広 くなったように感じる(光の反射によるのだけど) 知っての通り、西洋建築の影響で、かのコルビジ ェなどの設計した家は、外も内も白い壁で仕上が っている(キャンバスのようだ)でも、日本人の 感性というのは、そういう真っ白な世界で暮らす のがいいのかって思うこともある。谷崎潤一郎の 「陰翳礼讃」だったと思うのだけど、日本の家屋 は、昼までも建物の奥の方は薄暗くなっていると 書いてあったと思う。昔の金持ちの家や農家は、 入母屋の家だったが、奥には光が差し込むような 感じではない。金田一耕助シリーズに出てきそう な家だ。どちらが良いのか?ま〜小さい家ではあ まり関係ないかもしれないが、壁・天井を真っ白 にするのは簡単だけど、なにか日本人独特の感性 があると思う(ビニルクロスは嫌だが)私にもそ の感覚が眠っているだろうか。
まっ白な世界
Furuchan5's Simple Life
簡素/清潔/自由/ハッピー
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