タタミの生活

昔の和室での暮らしは、郷愁を感じてよかったも のと感じてしまっている。今住んでいる妻の実家 でも、和室がメインの昭和40年代の住宅である。 私が小さい時と違うのは、和室にいろいろと家具 が増えたということだ。例えば寝るには布団を敷 くのではなく、和室にベッドを置いている。食卓 もダイニングテーブルがある。唯一茶の間(居間) がコタツをだして畳に直接座っている。今じゃ椅 子式の生活が大部分を占める。当然事務所ではパ ソコンに向かってずっと椅子に座っているし、横 になって休憩するときも、籐の椅子で背もたれを 倒している。部屋に一つの用途として限られてく るから、部屋数が多くなってくるのは確かだ。ま た私もそうだが、加齢とともに膝が痛くなって曲 げることができなくなってくることだ。それが如 実によくわかるのが、親戚一同集まって法事など をする時である。田舎では自宅で行うことが多い が、私より上の人は、ほとんど膝が痛くて座るの に苦労している。座敷用の小さな腰掛け椅子を、 用意したりしてる人もある。小さい頃は、じいさ ん、ばあさんを見て、よく長時間座ってることが できるな〜と感心していた。和室の雰囲気を残し たまま、椅子式の生活でシンプルでコンパクトに 暮らすスタイルがいいな。(タタミはダニやホコ リの問題なども言われて、だんだんと部屋の間取 りから消えていっている)

Furuchan5's Simple Life

簡素/清潔/自由/ハッピー

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