今回は、昔のテキストに掲載されていた課題の間 取りを書いてみた。和室が2間で8畳が寝室・居 間・客間などに利用され、4畳半の部屋が食卓に、 台所にいたっては2畳だ。昔は冷蔵庫なども大き なものがなかったので置くスペースがない。台所 も人造石研ぎだし(小学生の時の手洗い場など) だから奥行きの狭い小さな台所だ。建物全体とし ては小さいが、玄関は引き違いでお客を迎える日 本の格式が残っていて全体スペースの割には余裕 がある。便所は畳半畳のスペースで大・小ひとつ ずつある。大便器ひとつだけでは、男性の小を足 すには汚れるので大・小便器ふたつを用意したの だろうか。私の小さい頃は、大便器は床のレベル に直接置かれていたのが、大便器の部分を25cm くらい上げて、大小折衷用になった。そうなると、 半畳では狭くなり、だんだんと畳一枚くらいのス ペースが必要になってきた。そして現在は洋便器 が主流だ。カタログにも掲載がほとんど無くなっ てきている。一番肝心なところはお風呂がない。 みんな銭湯へ行っていたのだ。学生時代は銭湯へ 行っていたが、今みたいにほぼ毎日お風呂に入れ ば、お金もたくさんいるだろう。昔の人はどのく らいのペースで銭湯へ通っていたのだろうか。小 学生以前の夏の暑い日は行水をしたのかな。しば らくして木製のお風呂が家にやってきてお風呂が 楽しめるようになった。(行水ってわかりますよ ね?)
昭和の小住宅 No.2
Furuchan5's Simple Life
簡素/清潔/自由/ハッピー
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