点と線

今月の課題本である「点と線」を読んだ。書かれたのが昭和32年なので私が生まれる前である。その文章の中で、主人公の刑事が帰宅すると行水をして、井戸水で冷やしたビールを飲むという表現がある。当時の生活背景が良くわかる。国民が一億総中流意識が芽生える前の事だ。この頃はみんな同じような生活レベルであったからべつに特別な事ではないが、今だと格差社会が顕著になってきてるので、こういう生活をすることは勇気のいることかもしれないな。昔の本を読むと当時の生活が想像されて面白い。今は「砂の器」を読んでいる。

Furuchan5's Simple Life

簡素/清潔/自由/ハッピー

0コメント

  • 1000 / 1000